欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ロイウスドルフ Leubsdorf (ドイツ)

ライン川沿岸のボン(Bonn)とコブレンツ(Koblenz)の間といえば、ドイツの中でも都市化が進んだ開けた所を想像します。しかし実際に行ってみれば、思った以上に田舎の風景も多くみられます。この駅はライン川右岸にあり、地図で見ると駅の目の前に川があり…

ブレゲンツ Bregenz (オーストリア)

ブレゲンツは、オーストリア西部の細長い部分の一番北西の角にある国境の町です。ドイツとスイスの国境が近いものの、国境を越えても言語が変わらないため、外国というハードルは、一般に低い欧州の中でもかなり低そうです。町はボーデン湖の湖畔にあり、観…

ビアリッツ Biarritz (フランス)

ビアリッツは、フランス南西部の大西洋岸、スペイン国境に近い所に位置する、この地方では良く知られた保養都市です。空港もあって、ヨーロッパ各地から案外多くのフライトがあります。ビアリッツの町の中心は海に面しているのですが、鉄道駅はそことは2キロ…

パドヴァ Padova (イタリア)

多くの観光客が訪れる北東イタリアの古都、パドヴァです。鉄道の面でも路線が分岐合流する結節点となっており、周辺にもボローニャやベネツィアなどの都市があるため、ここで乗り換えたことのある人も多いでしょう。私はかなり昔、この駅の近くで1泊しました…

イルン・フィコバ Irun Ficoba (スペイン)

スペインとフランスの国境の鉄橋です。両国の国鉄は線路幅が違うため、昔から列車の直通が面倒で、この区間も国境を越える列車はわずかです。それを補うかのように、1メートルゲージのスペインのバスク鉄道が、この橋を渡ってフランスの国境駅アンダイア(He…

ザーネン Saanen (スイス)

ベルン州南部の山村の一つ、ザーネンは、1904年にモントロー(Montreaux)からの狭軌鉄道が延びて以来、観光開発も進んだそうですが、もともと山村型農業が盛んなエリアです。険しいアルプスの山々とはまた違った、牧歌的なの雰囲気の強い地域で、これもまた…

ホルネー・スルニェ Horne Srnie (スロヴァキア)

スロヴァキア北西部にある国境駅、ホルネー・スルニェです。駅の南にある小さな村の名前で、人口は3千人弱ということです。きっと観光客など来ないけれども、平和で静かな所なのでしょう。スロヴァキア国内の短距離ローカル列車が、朝夕を中心に一日数往復あ…

グロジスク・ヴィエルコポルスキ Grodzisk Wielkopolski (ポーランド)

ポーランド第五の都市ポズナン(Poznań)から南西へ、ヴォルシュティン(Wolsztyn)へと向かう単線のローカル線の、途中では一番大きな町が、ここグロジスクです。いかにもポーランドという感じの平坦な平原の中にある小さな町です。かつてビールの生産地と…

レディーバンク Ladybank (イギリス)

この何気に意味ありげな駅名は、スコットランドのエディンバラ(Edinburgh)から北上した内陸部にある駅です。ダンディー(Dundee)、アバディーン(Aberdeen)といったスコットランド東部の主要都市へ行く複線の路線から、パース(Perth)へ行く単線の支線…