欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

ドラメン Drammen (ノルウェー)

ドラメンは、ノルウェーの首都オスロから南西に約40キロ。市内人口6万強で、オスロ首都圏の終わりのような場所にあります。ドラメン川がフィヨルドの湾に流れ出る所にあって、駅も川に面していて眺めがいいです。 人口密度の低いノルウェーでは、鉄道の本数…

トゥルネ Tournai (ベルギー)

ベルギーのフランス語圏、それもフランス国境に近い都市、トゥルネの中心駅です。オランダ語ではDoornikという、似ても似つかぬ名前で、想像すらつきませんが、フランス語圏にある駅なので、駅名標などの案内はフランス語だけです。 少し前までのベルギーに…

コシチェ Kosice (スロヴァキア)

スロヴァキア東部にあり、同国第二の都市であるコシチェ。その中央駅にあたる、コシチェ駅です。それなりに広さはありますが、開放的なホームが並び、長閑な雰囲気が漂っています。駅は市街地とは少し離れていて、周囲に高い建物もありません。駅前はトラム…

カゲラップ Kagerup (デンマーク)

カゲラップは、同名の町を代表する駅ですが、駅と町が離れており、駅は寂しい森の中にあります。しかし歴史は古く、1880年の開業で、1897年にはここから分岐するもう1つの路線も開業しました。以来、線路が分岐しているため、かつてはここで分割併合も行われ…

バート・シャンダウ Bad Schandau (ドイツ)

ドイツ東部、チェコの国境に近いエルベ川沿いの温泉町、バート・シャンダウ駅です。ベルリン(Berlin)からドレスデン(Dresden)を経てチェコのプラハ(Praha)へ向かう国際列車が、ドイツ側で最後に停車する国境駅です。かつては出入国審査で長時間停車を…

グレンフィナン Glenfinnan (イギリス)

スコットランド西部、ウェスト・ハイランド線の終点に近い内陸部の、有名な橋梁のあるグレンフィナン駅です。夏は観光客で賑わうのでしょうが、1月の朝とあっては、人の気配もなく、雪景色の中、ひっそり閑としています。しかし何と、ホームに併設している小…

ブダペスト・デリ Budapest Déli (ハンガリー)

ハンガリーの首都ブダペストには、東駅、西駅、南駅の3つのターミナルがあり、北駅だけがありません。その中でも規模が一番小さいのがここ南駅です。ハンガリーはまだまだ客車列車の割合が高く、一番大きな東駅は、さながら数十年前の上野駅みたいですが、そ…

ジェチーン Decin (チェコ)

ジェチーンは、ベルリンとプラハを結ぶ幹線鉄道上にあるチェコの駅で、ドイツ国境に近いです。ドイツからの国際列車が最初に停車するチェコの駅で、それゆえ、鉄道の要衝として栄えてきました。ただ、チェコがシェンゲン協定に加盟してから、出入国審査機能…

モナコ・モンテ・カルロ Monaco Monte Carlo (モナコ)

ヴァチカンに次いで世界で二番目に面積の小さなミニ国家、モナコ。その国内唯一の鉄道駅が、ここ、モナコ・モンテ・カルロ駅です。かつて地上駅と地上路線だった頃は、モナコ駅とモンテ・カルロ駅は別に存在したそうです。駅は急峻な地形と高い人口密度を反…

ヒルフェルスム Hilversum (オランダ)

アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)から29キロのヒルフェルスムは、鉄道の要衝の一つです。街としても栄えていて、アムステルダムへのベッドタウンだけでなく、企業もそれなりにあって、通勤目的地としての機能も強い街です。鉄道の要衝といっても…

クネオ Cuneo (イタリア)

イタリア北西部のピエモンテ地方にあるクネオは、標高500メートルを超える高原都市で、人口は5万余りです。周囲を高い山に囲まれており、爽やかな印象の街でした。すっかり暖かくなった5月の晴天の日でしたが、山々にはまだ残雪がたっぷり残っています。 こ…

ラサルテ Lasarte (スペイン)

ラサルテは、スペインのバスク自治州にある町で、ローカルには競馬場があることでも知られているそうです。隣接する主要都市は、サン・セバスチャン(San Sebastian)で、実質、そのベッドタウンとしての役割が大きな町のようです。 鉄道は狭軌1メートルゲー…