欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

クピッター Kupittaa (フィンランド)

フィンランド南西部の町、トゥルク。ヘルシンキ都市圏を除けばほとんど長距離輸送のみのフィンランド。市内に2つも長距離列車が停車する駅がある都市は、それほどありません。しかしここトゥルクには、終着の一つ手前、歩けないこともない近い所に、クピッタ…

スラヴォンスキ・ブロド Slavonski Brod (クロアチア)

スラヴォンスキ・ブロドは、クロアチア北東部のボスニア国境にある人口6万弱の小都市です。ザグレブ、ベオグラード、サラエボの各首都へ大体同じぐらいの距離です。駅は町はずれの少し寂しい所にありますが、ボスニアとの国境をなすサバ川までは歩いて10分も…

リリエンフェルト・クランケンハウス Lilienfeld Krankenhaus (オーストリア)

ウィーンから西へ80キロ余りの幹線上に位置する都市、ザンクト・ペルテン。ここから南へ垂れ下がっている、ヨーロピアン・タイムテーブルにも掲載されていない盲腸ローカル線は、途中でさらに二つに分岐し、どちらも行き止まりの終着駅になります。こういう…

ノルトハイム Northeim (ドイツ)

オフシーズン平日の11時すぎ、ニーダーザクセン州の小都市ノルトハイム駅に、6輌編成プラス後押し機関車のローカル列車ハノーファー行きが入線です。このあたりは旧西ドイツの一番東に位置しています。町は静かで、天気も良く、紅葉が綺麗でしたが、目を見張…

コリントス Korinthos (ギリシャ)

ギリシャのペロポネソス半島へは、かつてはバルカン半島本土と異なる狭軌の路線がアテネからつながっており、のんびりと島を鉄道で一周することができました。しかしここ数年で標準軌への改軌と合わせて近代化工事が進み、徐々にモダンな電車が快走する普通…

ルクセンブルク Luxembourg (ルクセンブルク)

小国ルクセンブルクの首都であり最大都市であるのは、国名と同じルクセンブルク市。鉄道面でも完全な中心駅であり、国内各地への路線はこの駅から放射状に出ています。複雑な地形で谷間に旧市街が広がる町です。そのため、市街地からほど近い場所でも、田舎…