欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

ランス Reims (フランス)

パリの東北東約100キロに位置する大きな街、ランス。原則としてスペルと読み方が一致する筈のフランス語では、例外読みをする地名で、日本でいう難読駅です。周辺はシャンペンの一大生産地であり、その集散地として発展した町でもあります。鉄道の利用者もそれなりにいますが、TGV用の高速鉄道が開通し、駅が5キロほど離れた郊外にできたため、もとからあるこの駅は、今はローカル列車が中心になってしまいました。

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夏の平日午前中、気候も良く爽やかな日で、駅もどことなくのんびりムード。シャルルヴィル・メジエール発エペルネー行きという普通列車が3輌編成で停車中です。列車の走行区間の途中であるここランスが断然大きな都市ですが、そこを貫通して南北に走る列車です。やはり乗客はほとんどがここで入れ替わります。

(撮影:2015年07月)