欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

アグドゥ Agde (フランス)

フランス南部の地中海沿いにある町、アグドゥは、かつては第一次産業が主流だったようですが、今はビーチを中心とした観光地としても知られつつあるそうです。 日本では私鉄を中心に、珍しくもない、分岐路線のない複線区間での2面4線ホーム。通常は内側の本…

アセンライ Athenry (アイルランド)

ゴールウェイ(Galway)州にあるアセンライは、小さいながら小さな中世の城などを有する歴史の町として、ひそかに知られています。農業の盛んな地域ですが、アイルランド西部の代表都市ゴールウェイ市のベッドタウンとしても機能しています。 アイルランドの…

ヘレス・デ・ラ・フロンテラ Jerez de la Frontera (スペイン)

スペイン南西部のアンダルシア地方は、冬でも温暖で、日没がとても遅いので、陰鬱な冬が続く高緯度の北ヨーロッパ人の避寒地として人気があります。この町は、有名なゴンサレスなど、いくつものシェリー酒の醸造所があることで知られています。シェリー酒は…

スボティツァ Subotica (セルビア)

スボティツァ は、セルビアの最北部、ハンガリーと国境を接する街で、14万人余りの人口を有するセルビア第5の都市です。立地上、多民族都市としての長い歴史を有しています。セルビアに属する今も、セルビア人よりはハンガリー人の人口が多く、クロアチア人…

ヘルガッツ Hergatz (ドイツ)

ヘルガッツは、ドイツのバイエルン州にある小さな村です。オーストリアとスイスとの3国にまたがるボーデン湖に近いですが、観光地として賑わう湖畔の町とは雰囲気も大きく違い、地味で渋い穀倉地帯という感じがあります。行き止まりの終着駅リンダウ(Lindau…

ワイ Wye (イギリス)

ワイは、イングランド南東部、ケント州にある小さな村です。外国人が来るような観光地ではありませんが、歴史のある静かで環境の良い村として、イギリス人の間では住みたい村の上位にランクされるそうです。ロンドンも遠すぎず近すぎずで、豊かな農村風景が…

アルデッツ Ardez (スイス)

スイスの一番東、ウンターエンガディン(Unterengadin)地方の山里にある、レーティッシュ鉄道の駅です。当駅の標高は1431メートルです。このあたりはスイスの中でも少数言語であるロマンシュ語圏で、他の地域と違う独特の文化や風習も残っています。 クール…

ラメツィア・テルメ・チェントラーレ Lamezia Terme Centrale (イタリア)

ラメツィア・テルメは、南イタリアの海沿いにある町で、ローマからナポリを経て半島南端へ、さらにフェリーを介してシチリア島へと通ずる幹線上の途中駅です。駅としてはさほど大きくなく、駅前も狭くて田舎町の風情ですが、この町には空港があります。高速…

ハラコフ Harrachov (チェコ)

ポーランド国境に近い高原の駅ハラコフは、冬はスキー場で知られる豪雪地帯です。単線にホーム一面という典型的なローカル線の駅ですし、駅周辺には人家も僅かしかありません。しかし運行上は、2つの路線の起終点という扱いになっています。 ポーランドのシ…