欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

タタバーニャ Tatabánya (ハンガリー)

タタバーニャは、ハンガリーの首都ブダペストから東へ45キロにある中都市です。ウィーンへ行く幹線鉄道や国道が通っている交通の要衝です。さしたる観光名所もないので、降りた人は少ないでしょうが、この区間を鉄道で通り過ぎた人は結構いらっしゃるはずで…

リーザ Riesa (ドイツ)

旧東独のドレスデン(Dresden)からライプツィヒ(Leipzig)方向へ40 キロほどの所にある、中規模の駅です。特急の多くも停車します。駅自体はモダンに改装されたのか、特に味わいもありません。小さい街であっても一応の市であり、その代表駅のはずですが、…

カイシヤドーリス Kaišiadorys (リトアニア)

カイシヤドーリスは、人口1万人ほどの町です。リトアニアの国内鉄道路線網では主要な駅で、20世紀、町は鉄道とともに発展してきました。首都ヴィルニュス(Vilnius)から第二の都市カウナス(Kaunas)へ行く路線と、第三の都市クライペダ(Klaipėda)へ行く…

マルロワ Marloie (ベルギー)

ブリュッセルからナミュール(Namur)を経てルクセンブルクを結ぶ路線の途中駅で、ベルギーのワロン地方にあります。ベルギーはこのあたりまで来てようやく山間部になって、景色も良くなる、そんなあたりです。マルロワは小さな村ですが、リエージュ方面への…

サン・テティエンヌ・シャトークリュ Saint-Étienne Châteaucreux (フランス)

リヨン(Lyon)の南西60キロに位置する、サン・テティエンヌは、意外と大きな街で、ロワール県の県庁所在地です。中央駅のある地区が、シャトークリュというエリアで、そのため、駅名も非常に長いのですが、単にサン・テティエンヌ駅と言えば、普通はこの駅…

ヴァウブジフ・シュツァビェンコ Walbrzych Szczawienko (ポーランド)

ヴァウブジフは、ポーランド南西部にある中都市です。ヴロツワフ(Wroclaw)から70キロほど南にあり、旧態依然としたコンパートメントの鈍行客車列車で1時間半ほどかかります。その昔は炭鉱で栄え、今は自動車工業が主という産業都市です。両都市の交流は深…

アルプ・グリュム Alp Grum (スイス)

日本でも良く知られている、スイス・アルプスの世界遺産指定地域を走る山岳鉄道、ベルニナ・エクスプレス。その最高地点に近い、アルプ・グリュム駅です。駅の標高が2,091メートルで、この路線で三番目に高い駅です。駅を出ても山しかなく、人家も見当たらな…

パルマ Parma (イタリア)

北イタリアのパルマは、人口10万を超える大きな都市です。歴史も古く、大聖堂などの見所もありますが、それよりは食の街として知られています。欧州最大級の食品見本市開催都市としても有名なので、ビジネスで訪れた人も多いことでしょう。日本でも名を知ら…

ポートラッシュ Portrush (イギリス)

ポートラッシュは、アイルランド島最北端の駅で、コルレーン(Coleraine)から分かれる短い盲腸支線の終着駅です。町は北アイルランド有数の海浜リゾートとして知られ、天気の良い夏の休日は、貴重な太陽を求める人達で大賑わいとなるそうです。それ以外の季…