欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

Spain [スペイン]

ラサルテ Lasarte (スペイン)

ラサルテは、スペインのバスク自治州にある町で、ローカルには競馬場があることでも知られているそうです。隣接する主要都市は、サン・セバスチャン(San Sebastian)で、実質、そのベッドタウンとしての役割が大きな町のようです。 鉄道は狭軌1メートルゲー…

ソラレス Solares (スペイン)

スペイン北部、カンタブリア地方にあるソラレスは、サンタンデール(Santander)の東20キロの郊外にある小さな町です。同名のミネラルウォーターの工場があるそうで、それで地域の人には知られているようです。このあたりまでがサンタンデールの都市圏、通勤…

イルン・フィコバ Irun Ficoba (スペイン)

スペインとフランスの国境の鉄橋です。両国の国鉄は線路幅が違うため、昔から列車の直通が面倒で、この区間も国境を越える列車はわずかです。それを補うかのように、1メートルゲージのスペインのバスク鉄道が、この橋を渡ってフランスの国境駅アンダイア(He…

カマレーラ Camallera (スペイン)

スペイン北東部の地中海岸から少し内陸を走る幹線の途中の小駅です。特に観光客などが降りそうな所でもなく、線路の片側は小さな集落、反対側は畑が広がっていました。鉄道は町の人の足としては、そこそこ利用されているようで、発車時刻が近づくと、三々五…

ピサラ Pizarra (スペイン)

ヨーロッパ中から太陽を求めるリゾート客を集める一大拠点に成長した、アンダルシア地方の中心都市マラガ(Malaga)。その中心駅から、海岸沿いに行く電車は空港を通り、フェンヒローラ(Fuengirola)まで、30分に1本という高頻度運転です。その合間に、ぐっ…

ヘレス・デ・ラ・フロンテラ Jerez de la Frontera (スペイン)

スペイン南西部のアンダルシア地方は、冬でも温暖で、日没がとても遅いので、陰鬱な冬が続く高緯度の北ヨーロッパ人の避寒地として人気があります。この町は、有名なゴンサレスなど、いくつものシェリー酒の醸造所があることで知られています。シェリー酒は…

トレデンバラ Torredembarra (スペイン)

トレデンバラは、カタルーニャ地方タラゴナ県にある人口1万人ほどの海辺の町です。広域的にはバルセロナ都市圏と言えそうですが、通勤するにはちょっと遠いというあたりです。高速新線は少し離れた山側を通過していますが、あちらはマドリッド、こちらはタラ…

フィゲラス Figueres (スペイン)

バルセロナから北東へ列車で2時間弱の、カタルーニャ州ジローナ県にある小都市です。発音は、フィゲラスとフィゲレスの中間ぐらいのようです。スペイン人の間では、サルバドール・ダリという、20世紀を風靡した画家の街として知られているようです。ダリはこ…

ポルボー Portbou (スペイン)

スペインとフランスの国境駅、ポルボーです。この国境地帯はピレネー山脈が海に落ちる険しい地形で、駅も狭隘な高台に設けられています。隣駅フランスのセルベール(Cerbère)との間はほとんどがトンネルで、数分で到着しますが、車だと曲がりくねった峠道を…

トゥイ Tui (スペイン)

スペイン北西部のガリシア州にある駅です。隣の駅がポルトガルという国境駅です。ヴィーゴ(Vigo)からここまでの折り返し区間列車がある他、国境を越えてポルトガルのポルト(Porto)までの国際列車が朝夕1本ずつ、一日2往復あります。停車中の列車は夕方の…