欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ボスコープ Boskoop (オランダ)

チーズで有名なゴーダ(Gouda)の隣町、ボスコープは、人口1万5千の、格別の特徴はないオランダ内陸部の町です。しかし地図で見ると、町内には無数の水路が縦横に張り巡らされているのに驚きます。もっともここはオランダ。内陸だろうが何だろうが、どこへ行…

バーンズリー Barnsley (イギリス)

バーンズリーは、ヨークシャー州北部の人口7万の都市です。かつては炭鉱があり、ガラス工業で知られた産業都市だったようです。北はリーズ(Leeds)、南はシェフィールド(Sheffield)を結ぶ南北の路線が一応の幹線で、西へ単線の支線が分岐しているものの、…

カマレーラ Camallera (スペイン)

スペイン北東部の地中海岸から少し内陸を走る幹線の途中の小駅です。特に観光客などが降りそうな所でもなく、線路の片側は小さな集落、反対側は畑が広がっていました。鉄道は町の人の足としては、そこそこ利用されているようで、発車時刻が近づくと、三々五…

エルスタル Herstal (ベルギー)

ワロン地方リエージュ州にあるエルスタルは、独立した街で、その昔は重工業で栄えたそうです。しかし今はリエージュの都市圏に含まれる郊外の古びた町という印象が強い、というよりも、駅周辺を歩く限りでは、そんな印象しか残りませんでした。駅もホームば…

ゴーベルスミュール Goebelsmuhle (ルクセンブルク)

ルクセンブルク北部、ベルギーへとつながる路線は、途中、単線区間もある実質ローカル線で、運転本数は国内区間が1時間に1本、うち2時間に1本が国境を越えてベルギーのリエージュまで走っています。途中には山峡の寂しい無人駅がいくつかありますが、概して…

チェデゴロ Cedegolo (イタリア)

スイス国境に近い、イタリア北部。ブレシア(Brescia) から北上し、エドロ(Edolo) までの100キロ余りをひたすら北上する長大ローカル盲腸線です。トレノルドという私鉄です。その終着に近い山間部に、この駅はあります。チェデゴロは小さな集落で、駅に併…

ロガテツ Logatec (スロヴェニア)

スロヴェニアの首都リュブリアーナ(Ljubljana)から南南西へと下りていく複線電化の路線は、イタリアやクロアチアにも通じる、この国ではそれなりの幹線です。しかし地形の関係もあるのか、羊腸の、とまでは言いませんが、かなり曲がりくねって遠回りをして…

アーヘン・ハウプトバンホフ Aachen Hbf (ドイツ)

ドイツで一番西にある都市、世界遺産の大聖堂でも知られるアーヘンは、欧州の都市名をABC順に並べるとトップに来る都市でもあります。市のはずれにベルギーとオランダとの国境があります。鉄道面では、ドイツ国内のケルン方面への始発駅であるほか、最近はブ…

ビルニチェ Bylnice (チェコ)

ビルニチェは、スロヴァキア国境に接した小さな集落で、ローカル線同士が分岐合流したところです。かつては同じ国だったスロヴァキアの隣町とも、交流が薄いのでしょうか。国境を超える列車は段々と減らされてしまったようで、今、定期旅客列車は何と1週間に…