欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ドゥゴ・セロ Dugo Selo (クロアチア)

首都ザグレブ(Zagreb)から20キロの郊外にある衛星都市、ドゥゴ・セロは、人口1万人余りの農業の町です。ザグレブのベッドタウンにもなっているようですが、そんな感じもしないのんびりとした田舎の駅でした。東欧に多い、狭い簡易ホームが並んだ駅です。 …

リスボン・サンタ・アポローニャ Lisboa-Santa Apolonia (ポルトガル)

ポルトガルの首都リスボンにいくつかあるターミナル駅の中で、一番古い老舗の駅です。ポルトガル北部のコインブラ、ポルト方面へ向かう長距離列車はここが始発駅です。東京で言えば上野みたいな駅でしょうか。 それにしても、先進国の首都の都心に近いターミ…

ドルフガシュタイン Dorfgastein (オーストリア)

ザルツブルク州南部の山間部にある幹線の駅です。構造は日本の新幹線の途中駅に良くある、相対ホームで中間が追い越し用のホームの無い本線という形態です。優等列車も何本か停車しますが、列車本数はそれほど多くなく、2時間ぐらい列車が来ないこともありま…

トレデンバラ Torredembarra (スペイン)

トレデンバラは、カタルーニャ地方タラゴナ県にある人口1万人ほどの海辺の町です。広域的にはバルセロナ都市圏と言えそうですが、通勤するにはちょっと遠いというあたりです。高速新線は少し離れた山側を通過していますが、あちらはマドリッド、こちらはタラ…

プチョフ Púchov (スロヴァキア)

プチョフは人口2万ほどの小規模な工業都市です。スロヴァキアの国内主要都市を結ぶ幹線に、チェコからの路線が合流する所にあるため、鉄道面では主要駅の一つです。構内はそこそこ広いものの、旅客駅の格としてはそれほど高くないようで、駅舎に面した1番ホ…

ブリウド Brioude (フランス)

フランス内陸部にあり、農業が盛んなオーヴェルニュ地方にある駅です。ブリウドは人口7千人弱の地味なマーケットタウンです。近年、人口は漸減傾向にあるようです。路線はこの町を通り、フランスを縦断する亜幹線の一つで、オーヴェルニュ地方の中心都市、ク…

ザントフォールト・アーン・ゼー Zandvoort aan Zee (オランダ)

長いビーチとサーキットレースで知られるオランダ有数の海浜リゾート、ザントフォールトは、首都アムステルダムから直線距離で僅か15キロ。夏の間、北国の短い夏を楽しむ市民がどっと押し寄せます。しかし訪れた日は、夏の盛りの7月なのに、寒くて風も強く、…

イーグルスクリフ Eaglescliffe (イギリス)

もし今、ダーリントン(Darlington)からストックトン(Stockton)へ鉄道で行こうとすると、乗り換え駅になるのが、ここイーグルスクリフです。しかしここで乗り換えて鉄道で両駅を行き来する人は、もう非常に少ないようです。ダーリントンからの列車は、こ…

シフランジュ Schifflange (ルクセンブルク)

ルクセンブルク南西部、フランスと国境を接するエリアは、昔から鉱工業地帯です。ここシフランジュにも大きな鉄鋼の工場があり、業界では有名だそうです。首都ルクセンブルクにも近いので、駅周辺はどちらかと言うとベッドタウンという感じが強く、特に工業…