欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

レチェ・ブレッド Lesce-Bled (スロヴェニア)

スロヴェニアの観光地として有名なブレッド湖。その一番の最寄り駅はローカル線のブレッド・イェゼロ(Bled Jezero)駅ですが、もう一つのアクセス駅として、オーストリアとリュブリアーナを結ぶ幹線上に、ここレチェ・ブレッド駅があります。ここからブレッ…

モンテ・エストリル Monte Estoril (ポルトガル)

リスボンから西へ、欧州大陸最西端駅カスカイス(Cascais)へ行く路線は、ポルトガル国鉄の運営ですが、他の路線とつながっておらず、この間だけを行ったり来たりする近郊私鉄のような雰囲気です。本数も結構あって、リスボンの都市圏輸送の一環を担っていま…

ブレッサノーネ Bressanone (イタリア)

イタリア北部、トレンチーノ地方の中心的な町の一つが、ブレッサノーネです。ドイツ語名は、ブリクセン(Brixen)です。オーストリアの国境に近く、イタリアの中でもドイツ語がかなり話されている地域です。そのため、この地方の駅は、各駅とも2ヶ国語表示に…

ベトゥース・イ・コイド Betws y Coed (イギリス)

ウェールズのローカル支線にある駅です。小ぢんまりとした観光地になっているようです。ウェールズは、スコットランドと比べても地味で話題になりにくい地方ですが、それだけに独特の雰囲気があり、特に田舎にいくほど強い感じがします。地名もウェールズ語…

アイゲルスホーフェン・マルクト Eygelshoven Markt (オランダ)

オランダ南東部、隣がドイツという国境駅です。れっきとしたオランダ国鉄の駅には違いないのですが、このあたりの駅には、オランダ国鉄とドイツ国鉄の両方の自動券売機が置いてあります。行き先によって買える範囲や割引切符の種類が違うからでしょう。 駅自…

ブリーク Brig (スイス)

シンプロン・トンネル北側の鉄道の要衝、ブリーク駅 です。スイス国鉄の駅前に、もう一つ、私鉄の駅があります。マッターホルン・ゴッタルド鉄道の駅です。この私鉄は、狭軌の山岳鉄道です。 スイスの狭軌は、狭いと言っても、レール幅は1000ミリメートルあ…

ブーチューセントラースロー Búcsúszentlászló (ハンガリー)

ハンガリーでは亜幹線クラスなのでしょうか。パッとしないどんよりとした天候の中、これといった見所もないローカルな汽車旅の途中です。単線区間の小駅、ブーチューセントラースローで、上下列車が行き違います。日本でも二昔ぐらい前まで、こういった単線…

キャリック・オン・シャノン Carrick-on-Shannon (アイルランド)

アイルランド北西部にある小さな町の駅です。かつては複線で交換駅だったけれど、単線化されてしまい、跨線橋も必要なくなり閉鎖され、反対ホームは使われなくなっている、という、日本でもあちこちに見られるローカル線の典型的な駅です。しかし駅員はいて…

トレンチン Trenčín (スロヴァキア)

チェコ国境に近いスロヴァキアの中都市、トレンチンは、駅の近くの岩山にお城があって、観光地としても賑わっています。首都ブラチスラバ(Bratislava)へ向かう幹線の途中駅ということもあり、それなりの利用者がいて活気のある駅です。 ホームで安全を監視…

ペパンステ Pepinster (ベルギー)

ベルギー西部にある中規模の駅です。本線は、リエージュ(Liège)とドイツのアーヘン(Aachen)を結ぶ幹線で、かつては多数の通過列車がありましたが、タリス用の高速新線ができてから、日本でいう並行在来線のようになり、ローカル列車が中心になりました。…