欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

クトナー・ホラ・ムニェスト Kutná Hora Město (チェコ)

チェコの街の多くは戦争で焼けなかったため、今なお古くからの風情を残した綺麗な街があちらこちらにあって、どこへ行っても心が和みます。工業化の進んだ国ではありますが、他方で歴史的町並みがそこかしこに見られます。

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クトナー・ホラも、そんな街の一つです。世界遺産にも指定された中心部の最寄り駅は、本線の本駅からローカル線で2駅ほどの、ここ、ムニェスト駅です。英語で言えば、タウン駅というところでしょうか。幹線の本駅が街の中心からはずれているのに対して、この小さな駅の周囲には情緒ある街並みが広がっています。ローカル線なので、レールバスのような小型気動車1輌というのが普通ですが、ここから本駅まで乗って、本線に乗り換える利用者が結構います。

(撮影:2011年10月)