欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

ルンゲルン Lungern (スイス)

スイスのほぼ中央あたりに、ルンゲラー湖という小さな湖があります。その湖畔の町が、ここルンゲルンです。インターラーケン(Interlaken)とルツェルン(Luzern)を結ぶ狭軌私鉄のツェントラルバーン(Zentralbahn)が通っています。そこそこ観光地にもなっており、ホテルやレストランも散見されます。

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冬至に近い12月の朝、10時10分発のルツェルン行き列車が入ってきました。機関車+客車6輌の、可愛いけれども堂々たる編成の列車です。12月はさすがに観光客は少なく、利用者の大半は地元の人のようです。若い人も結構います。軽便鉄道なのでちゃんとしたホームがない駅が多く、列車が停まるとこうして近くのドアに行き、手すりを持ってステップに足を乗せ、列車に乗り込みます。

(撮影:2011年12月)