ヴェングリニェツ Węgliniec (ポーランド)
ポーランド西部、ドイツに近い鉄道のジャンクションです。町は小さいですが、駅構内は広く、きっとかつてはもっと鉄道の町として活気があったのではと思わせます。第二次大戦まではこのあたりはドイツに属していたということです。
ヴロツワフ(Wrocław)発ベルリン経由ハンブルク行きの、一日1本だけのEC列車は、国際特急列車とはいうものの、僅か3輌編成で、高速列車とは無縁の、昔ながらののんびりした感じの汽車です。ここヴェングリニェツから非電化単線の路線に入るため、電気機関車からディーゼル機関車へ付け替えがあり、そのため10分ほど停車します。今は列車内は全て禁煙なので、かなりの乗客がホームに降りて煙草を吸っていました。
(撮影:2014年11月)