欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

マルロワ Marloie (ベルギー)

ブリュッセルからナミュール(Namur)を経てルクセンブルクを結ぶ路線の途中駅で、ベルギーのワロン地方にあります。ベルギーはこのあたりまで来てようやく山間部になって、景色も良くなる、そんなあたりです。マルロワは小さな村ですが、リエージュ方面への支線も分岐する鉄道の結節点となっており、インターシティーも停車します。Marloie というのはフランス語の綴りで、ワロン語では Marloye となるそうです。

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インターシティーは編成も長く、本数も1時間に1本なのに対して、本線の普通列車は日中2時間に1本で、編成も短く、吊掛式の旧型電車がまだまだ沢山活躍しています。今のところ、ベルギーに行けば自然に乗れてしまうぐらい、あちこちで走っていますが、徐々に置き換えが進んでいるようです。あの昔懐かしいモーター音が聞けるのも、もしかしたらあと少しなのかもしれません。

 (撮影:2012年12月)