欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

リーザ Riesa (ドイツ)

旧東独のドレスデン(Dresden)からライプツィヒ(Leipzig)方向へ40 キロほどの所にある、中規模の駅です。特急の多くも停車します。駅自体はモダンに改装されたのか、特に味わいもありません。小さい街であっても一応の市であり、その代表駅のはずですが、日没後の駅はひっそりしていて、列車が着いても乗降客は僅かでした。

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恐らく多くの人は聞いたこともない小さな町でしょうが、一部の 日本人が、おやっと思う地名かもしれません。1992年から毎年1回、 最初のうちは日本国内で開催されていた世界相撲選手権大会が、1999年から海外で 開催されるようになり、その最初の開催地がここリーザだったそうです。そんな話題もあるものの、旧東独の町の例に漏れず、東西ドイツ統合後、徐々に人口が減っている、過疎化の進む都市の一つでもあります。

(撮影:2012年1月)