欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

スボティツァ Subotica (セルビア)

スボティツァ は、セルビアの最北部、ハンガリーと国境を接する街で、14万人余りの人口を有するセルビア第5の都市です。立地上、多民族都市としての長い歴史を有しています。セルビアに属する今も、セルビア人よりはハンガリー人の人口が多く、クロアチア人もかなりを占め、さらに少数民族のようなブニェヴァツ人が市内のあちこちで彼らの集落を作っている、そんな町です。

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 冬の夕方、ハンガリーから国境を越えてきた、ブダベスト発ベオグラード行きの列車が到着です。国境を越える列車は一日に2往復だけで、うち1往復はスボティツァは真夜中に通ります。その他、ここ始発でベオグラードまでの国内列車が数本あります。本数だけを見れば超ローカル線という区間ですが、この列車は一等車も食堂車もついている長編成の列車で、乗客も結構乗っています。

(撮影:2013年1月)