欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

キシュクンフェールエジハーザ Kiskunfélegyháza (ハンガリー)

ハンガリー南部の車窓は、どの線に乗ってもどこまで行っても、ひたすら大平原が続きます。変化に乏しい、正直ちょっと退屈な車窓を眺めているうちに、町や村があり、駅があります。ここキシュクンフェールエジハーザは、そんな中では大きな駅、大きな街の一つです。ブダベストからのインターシティーから降りる人も多く、駅を出て行く人、小型気動車のローカル線に乗り換える人で、駅はなかなかの賑わいです。

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キシュクンフェールエジハーザは、ブダペスト(Budapest)からセゲド(Szeged) へ通じる幹線鉄道の駅で、ここから分岐するローカル支線が3本もあります。いずれも盲腸線ではなく、終点でまた別の線につながっています。人口密度の低そうな大平原地帯をこれだけローカル線を張り巡らせるのは大変だったのではと思いますが、平坦な地形なので、恐らく建設が比較的容易かつ低コストだったのでしょう。

 (撮影:2013年1月)