欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

アルレスフォード Alresford (イギリス)

エセックス州コルチェスター(Colchester)の郊外にある駅です。コルチェスターはイギリスでも古い歴史を有する街ですが、今は列車が速くなり、ロンドンまで50分で行けるので、ロンドンへ長距離通勤する人も少なくありません。ですがそれでも、ロンドン郊外というよりは、イングランドの地方都市という雰囲気が濃く、まして、そこからまた支線に乗り換えて数駅のこのあたりまでくると、もうロンドン郊外の雰囲気もありません。

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どこにでもありそうな、地元の人しか利用しそうもない特徴の薄い駅です。跨線橋の形はユニークというか、印象的ですが、このあたりの他の駅でも見られます。駅は、1866年の路線の開通時に設置されていますが、電化されたのが1959年なので、その際に架線を通すために跨線橋を改築して、こんな形になったのかもしれません。だとしても、もうそれから50年以上経つわけですが。

(撮影:2011年3月)