欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

エッシュ・シュル・アルゼット Esch-sur-Alzette (ルクセンブルク)

ルクセンブルク第二の都市、エッシュ・シュル・アルゼット は、ルクセンブルク南部のフランス国境近くにあります。このエリアはかつては重工業や鉱業で栄えました。そういう地域なので、観光客の姿はほとんど見られませんが、今日、ルクセンブルクがEUトップクラスの豊かな国になったのは、この地域あってこそだと思います。今はそれらも衰退し、学園都市として再生を図っているようですが、首都ルクセンブルクにも近いので、街自体は寂れた感じもありません。

f:id:localtraineurope:20141002074806j:plain

際立った特徴もない、どこにでもありそうな駅ですが、近距離列車しか発着しない割には重厚なたたずまいです。ホームは2面3線。広くて長く、乗降客も多く、側線も多く、そこに貨車が停まっています。かつての産業地帯の中心駅だった面影が感じられる駅です。

(撮影:2012年9月)