欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

ローザンヌ Lausanne (スイス)

スイスの西部はフランス語圏で、いくつかの中規模な都市が並び、チューリッヒあたりとは雰囲気も異なる独自の文化圏を築きあげています。その都市の一つがここローザンヌで、国際オリンピック委員会の本部があることから、ニュースでも良く耳にする都市ではないかと思います。それなりに活気のある中都市ですが、駅から歩いてすぐ、レマン湖畔に出ることができ、絵葉書のような風景が広がっていて、やっぱりスイスはすごい、と思わざるを得ません。

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このあたりをレマン湖に沿って走る路線は、複線電化の幹線で、列車本数も多く、利用率も良いようです。何度か色々な列車に乗りましたが、概ね適度に客がいて、それでもゆったり座れます。最近の日本では、このクラスの地方都市でも、朝夕などは客の半分を立たせる前提で短編成のロングシートの電車が走っていたりしますが、そういう事をしないスイスのゆとりを、何とか日本も見習えないのだろうかと、いつも感じます。

(撮影:2011年12月)