欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

ゲロルシュタイン Gerolstein (ドイツ)

ゲロルシュタインは、ドイツ西部、ベルギー国境近くで、ルクセンブルクもオランダも遠くないという所にある中規模な町です。ゲロルシュタイナーというミネラルウォーターの生産地として知られています。ケルン(Koln)からトリアー(Trier)まで、182キロを延々3時間以上かけて走る、ややローカルな路線の途中駅です。ケルンからトリアーへは、遠回りでもIC特急などを利用してコブレンツ(Koblenz)経由で行った方が速いです。

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結構大きくて立派な駅です。列車はここで数分停車します。向こうのホームの右側の自動券売機で切符を買っている女性ですが、この人はこちらの列車の停車中に列車から降りて、地下道もくぐらずに線路を跨いで向こうのホームへ行き、切符を買って、また列車に戻ってきていました。ドイツはこういった事には厳しい国かと思っていましたが、こんなことを堂々とする女性がいるとは思いませんでした。しかも、ここまでは検札が来なかったのに、ここを出たら検札が来たので、それを知っていて意図的にやったのか、などと邪推してしまったのですが、どうなんでしょうか。

(撮影:2012年9月)