欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

アグドゥ Agde (フランス)

フランス南部の地中海沿いにある町、アグドゥは、かつては第一次産業が主流だったようですが、今はビーチを中心とした観光地としても知られつつあるそうです。

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日本では私鉄を中心に、珍しくもない、分岐路線のない複線区間での2面4線ホーム。通常は内側の本線を使い、退避列車のみ外側の線路を使うという方式です。ちょっと思い起こすだけでも、永福町、ひばりヶ丘、平和島、長後、八戸ノ里、堺東、などなど、いくらでも思い浮かんできます。しかし、欧州で典型的なこの構造の駅に出会うことはあまりありません。だから、大都市近郊でもないこんな所でこの構造の駅に出合って妙に新鮮な気分でした。日本と違って番線はABCDです。写真右奥のD番線では北行き普通列車が停車中で、C番線をTGVが高速で通過中、そしてB番線からは南行き普通列車が発車していっている所です。

(撮影:2011年12月)