欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

ドゥゴ・セロ Dugo Selo (クロアチア)

首都ザグレブ(Zagreb)から20キロの郊外にある衛星都市、ドゥゴ・セロは、人口1万人余りの農業の町です。ザグレブのベッドタウンにもなっているようですが、そんな感じもしないのんびりとした田舎の駅でした。東欧に多い、狭い簡易ホームが並んだ駅です。

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それでも調べてみると、ザグレブへ通勤している人の多い町だそうです。車通勤が多いのでしょうが、朝は列車もそれなりに混むのでしょうか。首都から20キロという立地から考えて、朝夕はこことザグレブの間だけの区間列車があってもおかしくありませんが、そういう列車はないようで、遠くから何時間もかけて走ってきた長距離鈍行に、ここからの通勤客も乗り込むようです。客車列車時代の仙台あたりを思い起こさせます。

(撮影:2011年3月)