欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

カルカソンヌ Carcassonne (フランス)

カルカソンヌは、フランス南部のやや内陸部にある、人口5万弱の古い都市です。古代ローマ時代の要塞都市で、今も内外の観光客を集めています。ローカル空港もあり、この地域の交通の拠点都市の一つでもあります。列車で1時間前後の距離に、トゥルーズ(Toulouse)などのより大きな都市もあります。こういう所がドイツやベネルクスにあれば、間違いなく1時間に1本の等時隔で列車が運行されるのですが、フランスはそこが違います。昼間、2時間以上列車がない時間帯もあり、そうかと思うと、日に数本のTGVなどの優等列車の一部は、何とこの主要駅すら通過してしまいます。

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私も待ち時間を町歩きや昼食で過ごしました。本数も少ないので鉄道の役割も小さいのかと思ったら、やってきた列車は編成も長く、しかも混んでいました。ここカルカソンヌでの乗降客も多かったです。もう少し本数を増やして便利にすれば、さらに需要を開拓できそうな気がします。

(撮影:2011年4月)