欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

ビショフスホーフェン Bischofshofen (オーストリア)

オーストリアの真ん中あたり、ザルツブルク(Salzburg)から南下する幹線上の駅です。深夜の夜行列車以外は全列車が停車する主要駅です。町の人口は1万人ぐらいだそうです。アルプスの麓、ザルツァハ川の上流に位置し、周囲を山に囲まれた谷に沿って集落が開けています。駅近くにある町の中心は、意外と垢抜けた、小ぢんまりした商店街で、寒い日でしたが、人もそこそこ歩いていました。

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ホームで列車の写真を撮っていると、ベンチに座っていた二人の少年がそれに気づいて、笑顔でVサインを出してきました。それは良くある話ですが、彼らが線路を背に、壁を向いて座っていることに、ちょっと変な感じを受けます。どちら向きにも座れるベンチですが、こういう場合、殆どの人は線路の側に向いて、壁を背にして座ると思います。

 (撮影:2011年3月)