欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

ポップルトン Poppleton (イギリス)

日本の新幹線の初代0系が保存されている鉄道博物館があることで、鉄道ファンにもおなじみの、イングランド中東部にあるヨーク(York)。そのヨークから出ているハロゲート線の隣駅が、ポップルトンです。ハロゲート線は、ハロゲート(Harrogate)を経てリーズ(Leeds)まで行きますが、ヨーク側は1時間に1本のローカル線です。イギリスでこういう路線に乗ると、今もあちこちに古くからの設備が当たり前のように使われているのに良く出会います。腕木式信号機などは珍しくありませんし、このように、係員が手動で開け閉めする踏切も多数健在です。

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このように90度回転させて開け閉めする踏切は、安全性という面ではとても優れているなと感じます。しかし、係員が一人で全部を開け閉めするため、どうしても遮断時間が長くなります。列車本数がさして多くないのでいいようなものの、このあたりも車社会が進んでおり、見れば車の列もかなりの長さになっていました。対する列車の乗降客は数名というところです。

(撮影:2011年9月)