欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

イヴト Yvetot (フランス)

フランス北部、ノルマンディー地方の幹線上の駅です。パリからノルマンディー西部の港町、ル・アーブル(Le Havre)までの路線の途中駅であり、インターシティーも停車します。街は小ぢんまりとしており、ステンドグラスで有名な教会があったりするものの、観光客が多く来るような町ではありません。駅の利用者は地元の人が多く、若者も結構見られました。

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普通列車は新型で短編成の電車ですが、それに対して、パリからの長距離列車は昔ながらの急行列車の面影を色濃く今に伝える、堂々たる長編成の列車です。この方面にも近々TGVが伸びてくるそうで、そうなるとこういった風景も過去のものになるかもしれません。今は、TGV以前の古き時代の幹線鉄道の雰囲気を感じることができます。

(撮影:2011年2月)