欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

ルステナウ Lustenau (オーストリア)

ルステナウはオーストリアの西の端っこにある町です。結構大きな町ですが、駅は北西のはずれにあって、駅を出るとすぐ国境でスイスに入ってしまいます。ルステナウの人は、住んでいる場所と目的地によっては、この駅を使わず、徒歩で橋を渡ってスイスの駅を使った方が便利だったりします。しかもここは、ドイツにもリヒテンシュタインにも20キロ弱、イタリアですら直線距離で100キロもありません。国境を身近に感じる街の一つです。

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鉄道路線としては、オーストリアのブレゲンツ(Bregenz)と、スイスのザンクト・マルグレーテン(St. Margretten)を結ぶ、僅か15分ほどの、何となく連絡路線という感じの線の途中駅です。Sバーンを名乗っていますが、1時間に1本程度の運行で、人口の多い街の駅としては、本数が多いとは言えません。

(撮影:2011年3月)