モールスミュール Maulusmuhle (ルクセンブルク)
ルクセンブルク最北端駅の次の駅で、同国内有数の閑散駅の一つです。ベルギーへ直通する列車は通過するので、列車本数は2時間に1本です。単線の無人駅で、駅舎もありません。駅周辺は人家が多少ありますが、森閑としたところです。
冬の朝でしたが、乗ろうとして列車を待っていると、近くの人家から出かける中年女性の方がやってきました。英語も流暢な方だったので少しお話をしました。この冬は気候の変化が激しく、異常なほどに川が増水していると教えてくれました。私のことは、山歩きをしてきたと思ったようです。この駅を利用するよそ者は、そういう人ぐらいなのでしょう。
(撮影:2011年1月)