欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

Germany [ドイツ]

ノルトハイム Northeim (ドイツ)

オフシーズン平日の11時すぎ、ニーダーザクセン州の小都市ノルトハイム駅に、6輌編成プラス後押し機関車のローカル列車ハノーファー行きが入線です。このあたりは旧西ドイツの一番東に位置しています。町は静かで、天気も良く、紅葉が綺麗でしたが、目を見張…

バート・シャンダウ Bad Schandau (ドイツ)

ドイツ東部、チェコの国境に近いエルベ川沿いの温泉町、バート・シャンダウ駅です。ベルリン(Berlin)からドレスデン(Dresden)を経てチェコのプラハ(Praha)へ向かう国際列車が、ドイツ側で最後に停車する国境駅です。かつては出入国審査で長時間停車を…

キッツィンゲン Kitzingen (ドイツ)

キッツィンゲンは、バイエルン州北西部、マイン川のゆったりした流れに沿って、葡萄畑が広がる人口2万あまりの町です。今でこそワインの産地の一つとして知られ、長閑で平和な光景が広がっていますが、2006年まで米軍基地があり、また第二次大戦時には巨大な…

ロイウスドルフ Leubsdorf (ドイツ)

ライン川沿岸のボン(Bonn)とコブレンツ(Koblenz)の間といえば、ドイツの中でも都市化が進んだ開けた所を想像します。しかし実際に行ってみれば、思った以上に田舎の風景も多くみられます。この駅はライン川右岸にあり、地図で見ると駅の目の前に川があり…

ケンプテン・ハウプトバンホフ Kempten Hbf (ドイツ)

ドイツ南部、オーストリア国境に近い内陸の古都、ケンプテンの中心駅です。ドイツは今も客車列車が主流と言ってもいい鉄道大国で、全土に渡り、こういった赤い機関車と客車の列車が幅広く活躍しています。日本の旧型客車のような古い味わいはなく、今の時代…

アーヘン・ハウプトバンホフ Aachen Hbf (ドイツ)

ドイツで一番西にある都市、世界遺産の大聖堂でも知られるアーヘンは、欧州の都市名をABC順に並べるとトップに来る都市でもあります。市のはずれにベルギーとオランダとの国境があります。鉄道面では、ドイツ国内のケルン方面への始発駅であるほか、最近はブ…

ゲロルシュタイン Gerolstein (ドイツ)

ゲロルシュタインは、ドイツ西部、ベルギー国境近くで、ルクセンブルクもオランダも遠くないという所にある中規模な町です。ゲロルシュタイナーというミネラルウォーターの生産地として知られています。ケルン(Koln)からトリアー(Trier)まで、182キロを…

ヘルガッツ Hergatz (ドイツ)

ヘルガッツは、ドイツのバイエルン州にある小さな村です。オーストリアとスイスとの3国にまたがるボーデン湖に近いですが、観光地として賑わう湖畔の町とは雰囲気も大きく違い、地味で渋い穀倉地帯という感じがあります。行き止まりの終着駅リンダウ(Lindau…

リーザ Riesa (ドイツ)

旧東独のドレスデン(Dresden)からライプツィヒ(Leipzig)方向へ40 キロほどの所にある、中規模の駅です。特急の多くも停車します。駅自体はモダンに改装されたのか、特に味わいもありません。小さい街であっても一応の市であり、その代表駅のはずですが、…

ニッテル Nittel (ドイツ)

まだ春も浅い平日の昼下がり、ペルル(Perl)発トリアー(Trier)行きの普通列車に乗りました。3輌編成で、後ろに機関車が付いた客車列車です。この区間はモーゼル川の右岸をほぼ川に沿って走ります。両岸はモーゼル・ワインとして知られる良質な白ワインの…

メルツィヒ Merzig (ドイツ)

ザール川に沿った小さな町、メルツィヒ。日曜の朝、まだ町はひっそりと静まり返っており、ザール川から湧き立つ朝霧が町を幻想的に包んでいました。 しかし駅だけは別世界のように大勢の人で賑わっていました。若い人が多く、列車でどこかへ出かけるようです…

バート・ヘニンゲン Bad Hönningen (ドイツ)

バート・ヘニンゲン駅です。ボンとコブレンツのちょうど中間、ライン川沿いの右岸にある小さな町です。駅付近は観光地のような雰囲気もあり、ホテルもありますが、駅裏には工場があって煙を吐いています。ケルンやボンなどの都市圏にも近いので、それほど田…