欧州ローカル列車のブログ

欧州ローカル列車の旅 のブログ編です。 ヨーロッパ各地を鉄道で旅行した時の様子を、1枚の写真と簡単な解説とでご紹介しています。

Czech [チェコ]

ジェチーン Decin (チェコ)

ジェチーンは、ベルリンとプラハを結ぶ幹線鉄道上にあるチェコの駅で、ドイツ国境に近いです。ドイツからの国際列車が最初に停車するチェコの駅で、それゆえ、鉄道の要衝として栄えてきました。ただ、チェコがシェンゲン協定に加盟してから、出入国審査機能…

リブニシュチェ Rybniště (チェコ)

リブニシュチェは、チェコ北西部、緑に囲まれた人口僅か700人ほどの小さな村です。これといった特徴もなく観光客も来ない田舎ですが、駅は鉄道のジャンクションとして、そこそこの乗り換え客があり、駅員も常駐しています。駅舎も立派です。 2012年1月にここ…

コリーン Kolín (チェコ)

首都プラハから55キロという、遠すぎず近すぎずの街、コリーンは、歴史的な古い街並みも残っているものの、今は工業都市のイメージが強い都市です。とりわけ重要なのが、日本のトヨタとフランスのプジョーが合弁で設けた自動車工場であり、今はそれが街の経…

クトナー・ホラ・ムニェスト Kutná Hora Město (チェコ)

チェコの街の多くは戦争で焼けなかったため、今なお古くからの風情を残した綺麗な街があちらこちらにあって、どこへ行っても心が和みます。工業化の進んだ国ではありますが、他方で歴史的町並みがそこかしこに見られます。 クトナー・ホラも、そんな街の一つ…

ビルニチェ Bylnice (チェコ)

ビルニチェは、スロヴァキア国境に接した小さな集落で、ローカル線同士が分岐合流したところです。かつては同じ国だったスロヴァキアの隣町とも、交流が薄いのでしょうか。国境を超える列車は段々と減らされてしまったようで、今、定期旅客列車は何と1週間に…

ストジェリチェ Střelice (チェコ)

ストジェリチェは、チェコ第二の都市ブルノ(Brno)から11キロほどの所にある小さな村です。とはいえ、主要都市から11キロしかないので、ベッドタウンとしての機能もあると思われます。 ブルノから夕方のローカル気動車に乗って、ここで降りてみました。広く…

ハラコフ Harrachov (チェコ)

ポーランド国境に近い高原の駅ハラコフは、冬はスキー場で知られる豪雪地帯です。単線にホーム一面という典型的なローカル線の駅ですし、駅周辺には人家も僅かしかありません。しかし運行上は、2つの路線の起終点という扱いになっています。 ポーランドのシ…

レジェチ・ナト・サザヴォウ Ledeč nad Sázavou (チェコ)

チェコはローカル線の宝庫。トーマス・クックの時刻表に掲載されていない路線も沢山。国内全体にかなり稠密に、単線の細い線路が張り巡らされています。そこを走る列車の多くはレールバスのような小型の単行気動車です。そんな列車同士が途中駅で行き違いま…

ボイコヴィチェ Bojkovice (チェコ)

ボイコヴィチェは、チェコ南東部、スロヴァキアとの国境近くにある人口5千人足らずの小さな町です。中世末期にハンガリー軍の侵略を受けた歴史があります。このあたりの鉄道は、19世紀に開通した歴史ある路線ですが、旧態依然としており、今は短い編成の客車…

タンヴァルト Tanvald (チェコ)

チェコ北部にあるタンヴァルトは、チェコで人口6位の商工業都市、リベレツ(Liberec)から27キロほど東にある、山あいの町です。平野と山地の境目に立地しています。冬は雪に覆われています。Tanwald とも綴るようです。ここからさらに山へ入るとスキー場が…